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喜春楽
「喜春楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
喜春楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
て堂上の人々は知ったであろうと思われた。終夜音楽はあった。呂の楽を律へ移すのに「
喜春楽」が奏されて、兵部卿の宮は「青柳」を二度繰り返してお歌いになった。それには....
「源氏物語」より 著者:紫式部
人が「皇※」、右大臣の三男が「陵王」、大将の長男の「落蹲」のほかにも「太平楽」「
喜春楽」などの舞曲も若い公達が演じた。日が暮れてしまうと御前の御簾は巻き上げられ....
「無月物語」より 著者:久生十蘭
白河法皇の寵姫が隠れていた。江口の遊女で亀遊といい、南殿で桜花の宴があったとき、
喜春楽を舞って御感《ぎょかん》にあずかったという悧口者で、世間では祇園女御と呼ん....