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喪家の狗
「喪家の狗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「四十八人目」より 著者:森田草平
そらく自分でも分らなかったに相違ない。とにかく、江戸の市中を、喰うものも喰わず、
喪家の狗のように、雪溶けの泥濘を蹴たててうろつき廻っていた。そして、その暮方に、....
「孔子」より 著者:和辻哲郎
て詩・書・礼・楽を修めた。弟子はいよいよ多く、遠方より集まった。 (五)々として
喪家の狗の若し。」あとで子貢がそれを孔子に告げると、孔子は欣然として笑って言った....