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「営林〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

営林の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
少女地獄」より 著者:夢野久作
を撮ってまわったりするのが仕事だそうだがね。昨日わざわざ森栖校長先生が俺の役所(営林所)に訪ねて来られて、お前が承知してくれさえすれば、先方では願ったり叶ったり....
単独行」より 著者:加藤文太郎
幸福なる山境として諸賢の御満足を御期待致し得るは穂高小屋最上の愉快に候、尚ほ船津営林署に於ては蒲田温泉より白出沢を通じて当小屋に至る三尺幅の新道を開通し完全に危....
現代忍術伝」より 著者:坂口安吾
太が六百円というところだな。七八寸が八百、尺上で千円。いゝところだ。尺五上が秋田営林署で千五百円で出しとる。キミは秋田に製材所をもっとるから知らんことはあるまい....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
すなわちニギリタケ数個を見つけ、それを持って踊る姿をカメラに収めた。それは青森県営林局ならびに同県下営林署の人々と同行のときであった。今ここにそのときのことを歌....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
長《カボラル》を、(この溝鼠《サロオ》!)とどなったんだ。その検査官はアルサスの営林大区へ栄転して、間もなくそこで死にました。すると、ちょうどその一周忌にも当ろ....
破れわらじ」より 著者:三好十郎
仲蔵 おやおや、健二もお花ちゃんもここにおったっか、はは、ちょうどよかった!営林区の丸材の切り出しはどうしたかと思うちね―― 健二 しめて十八本、下の落しの....
おりき」より 著者:三好十郎
やすとな、いろいろ小径が有るがそんなもんに目をくれずとな、真直ぐに七八丁行くと、営林区の林道に突き当るから……林道と言っても草の生えた、そうよ、唐松の林を二間幅....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
嘉治さん、健吉画伯、五丈館主の四人は、トヨペットで走破ときめる。このトヨペットは営林署の新免氏が、宮本武蔵とは先祖の旧交ありという好意から、運転手付きで貸してく....