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「嗅神経〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

嗅神経の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
呉一郎の覚醒後の口臭は、吸入、又は注射に用いられたる麻酔薬の影響によって起りたる嗅神経の異状、又は、使用せられたる薬剤の口中粘膜よりの再分泌等によって来れるもの....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
いるどくだみは、その根を引き抜くとき、麝香のような、執念ぶかい烈しい薫を漲らす。嗅神経がこれを迎えて、遑てていよいよ緊張する。鶴見はそれをあたかも幼馴染が齎らし....