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「嗜虐症〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

嗜虐症の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
狼疾記」より 著者:中島敦
いたのだ。後《のち》に考えて見ても、それは明らかに、幼い心に恐怖を与えようとする嗜虐症《しぎゃくしょう》的な目的で、その毒液を、その後に何らの抵抗素も緩和剤をも....
双面獣」より 著者:牧逸馬
だが、今、グリイン検察官がこのドロシイ殺しの手口を見ると、不必要な程屍体を弄んで嗜虐症とも謂う可き観を遺している点と言い、殊に小刀《ナイフ》の扱い方がまるで外科....