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噛み付く
「噛み付く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
噛み付くの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
いる者はなかった。姉と二人の女中とが当然その責任者であるので、かれらは徳兵衛から
噛み付くように叱られた。叱られた三人は泣き顔になって其処らをあさり歩いたが、おて....
「うつり香」より 著者:近松秋江
った。 「あなたの名は何という名?」 「俺には名なんかないのだ」 今にも対手を
噛み付くような恐ろしい顔をしていながら柳沢はしきりに軽口を利いて女どもの対手にな....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
せ合ったり、歯を剥き出し合ったりする気持をほのめかす。ウッカリすると吠え立てる。
噛み付く……町の辻で出会った犬猫の心理と全然同一である。そのほか自分より弱いもの....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
場と化する……。 ……数十頭の馬が突然棹立ちになって狂いはじめる……。 ……
噛み付く……。 ……蹴飛ばす……。 ……飛びかかる……。 ……抱き倒す……....
「お久美さんと其の周囲」より 著者:宮本百合子
ませんや。 お関は真青な顔をして下を向いて黙って居たが、いきなり頭を上げると
噛み付く様に鋭い声で、 「お前、人を強請《ゆす》る気だね。 若しそんな事をす....
「蜂が団子をこしらえる話」より 著者:寺田寅彦
じ薔薇で同じような蜂が大きな毛虫を捕えるところを見る事が出来た。いきなり頭の方へ
噛み付くと皮が破れて緑色の汁が玉のように吹き出した。それを引きずり引きずり高い葉....
「天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
妙 ……ございませぬ。 徒一 なに※ お妙 お金はチットも有りませぬ。 徒一 (
噛み付くように)言うかっ女! お妙 たとえ有りましても、どなたか解りません方にお....
「影」より 著者:岡本綺堂
くおあがんなさい。 (その声を聞くや、太吉は又ふるえ上って、父の背中に獅
噛み付く。) 重兵衛 今夜に限って変な奴だな。おまえが喰べなければ、お父さんが皆....