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噴気口
「噴気口〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
噴気口の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「不尽の高根」より 著者:小島烏水
の丸尾(先人の説によれば「転び」のなまりならんという)を超越して、多くの側火山と
噴気口を行列させている。だれでも目につく大室山を先手にして、その後に寄り添って、....
「案内者」より 著者:寺田寅彦
う。 ナポリを見物に行ったついでに、ほど遠からぬポツオリの旧火口とその中にある
噴気口を見に行った。電車をおりてベデカをたよりに尋ねて行こうとすると、すぐに一人....
「夏目先生の俳句と漢詩」より 著者:寺田寅彦
と俳句であった。云わば遠からず爆発しようとする火山の活動のエネルギーがわずかに小
噴気口の噴煙や微弱な局部地震となって現われていたようなものであった。それにしても....