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四千両
「四千両〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四千両の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
で、藤岡藤十郎と野州無宿の富蔵が共謀して、江戸城内へ忍び込み、御金蔵を破って小判
四千両をぬすみ出したので、城内は大騒ぎ、専ら秘密にその罪人を詮議している最中、そ....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
藤岡藤十郎、野州無宿の富蔵、この二人が共謀して、江戸城本丸の御金蔵を破って、小判
四千両をぬすみ出しました。この御金蔵破りの一件は、東京になってから芝居に仕組まれ....
「役者の一生」より 著者:折口信夫
いうだけでするような、源之助自身の柄を考えないところの役もずいぶんある。例えば「
四千両小判梅葉」の野州無宿の富蔵・「牡丹灯籠」の伴蔵・宇都谷峠の文弥殺しの十兵衛....
「青蛙神」より 著者:岡本綺堂
。三千二百円は丁度こっちの四千|両に相当しますね。 李中行 (愕然として叫ぶ。)
四千両……。
四千両……。(中二の胸をつかむ。)これ、ほんとうに
四千両か。 中二 ....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
歌舞伎新報社から出版された河竹黙阿弥の脚本|叢書のようなもので、かの「仲光」や「
四千両」や「加賀鳶」などの正本であった。わたしはこんな物が続々発行されていること....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
夫、津太夫らなりしが、東京の人気に適せず、早々に引揚ぐ。 ○十一月、千歳座にて「
四千両小判梅葉」を初演。九蔵の藤岡藤十郎、菊五郎の野州の富蔵、いずれも好評。大詰....