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「四半世紀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

四半世紀の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
それからしだいにパリーの腹中の溝渠は新しく作り直され、また前に言ったとおり、最近四半世紀ばかりの間に十倍以上の長さとなった。 今から三十年前、すなわち一八三二....
だいこん」より 著者:久生十蘭
嬢さんに、フランス一の利巧なママが、フランス一の華やかなルイ十四世代の宮廷生活を四半世紀のあいだパリからせっせと書き送った〈セヴィニェ夫人の手紙〉。それから三代....
捨吉」より 著者:三好十郎
笑に 安心して 背なかを見せてコトコトと 驛舍の方へ歩み去つた 驛長よ 君はあと四半世紀 驛長の役を演じるように罰されている おれはすでに なぜここを歩くかを知....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
さしつかえない。 第一巻「ちげぐさの巻」の書出しからこの巻まで、平安朝末期の約四半世紀を書きすすめて来たわけである。以後六巻からは、平家全盛期と、源氏の雌伏期....