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四四
「四四〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四四の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
しながら、ほろほろとくやし涙を流して暗い廊下を夢中で宿直室のほうへ急いで行った。
四四
たたきつけるようにして倉地に返してしまおうとした金は、やはり手に持って....
「追憶」より 著者:芥川竜之介
おお声に上官に叱られたりしていた。僕はいつもこの教官に同情したことを覚えている。
四四 渾名 あらゆる東京の中学生が教師につける渾名ほど刻薄に真実に迫るものはな....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
はその生物学原理(Principles of Biology 第一巻三三六及び三
四四頁)において次のように言っている。『恐らく多くの人々は虚無からある新しい有機....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
専門的にやや研究したのは、フランス革命を中心とする西洋戦史の一部分に過ぎない(一
四四頁)。これが最終戦争論を西洋戦史によった第一の原因である。有志の方々が東西古....
「死の快走船」より 著者:大阪圭吉
とう、二人は秤に懸ってしまった。 先ず黒塚氏が六六・一〇〇|瓩。続いて洋吉氏が
四四・五八〇|瓩。合計一一〇・六八〇|瓩。 「義兄さんの体重も、お知りになる必要....
「単独行」より 著者:加藤文太郎
プスといい、海抜千五百メートル一の氷ノ山を兵庫槍、三室山を兵庫乗鞍、一番南の一三
四四メートル六の山を兵庫御嶽と呼んでいます。扇ノ山は頂上が全部鳥取に入っているか....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
)、「吾情清隅之池之」(巻十三・三二八九)、「加久佐波奴安加吉許己呂乎」(巻二十
四四六五)、「汝心之清明」、「我心清明故」(古事記・上巻)、「有。 次に、結句....
「貞操問答」より 著者:菊池寛
しゾウから。ゾウともおし。僕等はシシから。あらシシは十六ばんめにみるものよ。アア
四四十六か。 祥子は、もういく度も聞いた洒落であるのに、ニコニコうれしがってい....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
ファラデーの信じておったサンデマン宗の事については前にも述べたが、一八四〇年から
四四年までの間、ファラデーはこの教会の長老であった。それが
四四年に長老たることも....
「茶の本」より 著者:岡倉由三郎
めに芸術の立場から気を吐いた、あの「アジアは一なり」で始まる『東邦の理想』一巻二
四四ページである。 かかる文筆の上の飛躍も因を成して兄は、米国最高の文芸の府を....
「ろくろ首」より 著者:小泉八雲
大胆で熟練な勇士の腕前を充分にあらわしていた。その後、永享年間(西暦一四二九―一
四四一)の乱に武功をあらわして、ほまれを授かった事たびたびであった。しかし菊池家....
「宝永噴火」より 著者:岡本かの子
在ったのである。 富士の噴火は、日本に記録の残っているものから調べると、皇紀一
四四一年、天応元年が初めで、それから、同一七四三年、永保三年まで約三百年の間に九....
「四つの都」より 著者:織田作之助
町。 庄平、第三位になって走っている。 その傍を自転車に乗った係の先生Bが通過。
四四 国民学校の校庭。 初枝が放送する。 初枝「マラソン競争の選手が帰って参りま....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
者であった奈良奉行梶野土佐守の筆録に、奈良坂村唯一の古証文なる寛元二年(西暦一二
四四)の文書の断片を載せている」といわれて、さらにこの文書の内容から、夙の徒もか....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
れて後退の余儀なきに至り、ややもすればその後退の際大なる危険に陥るのである。一七
四四年第二シュレージエン戦争に於てベーメンに突進したフリードリヒ大王が、敵の巧妙....