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四国三郎
「四国三郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四国三郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「山の怪」より 著者:田中貢太郎
土佐長岡郡の奥に本山と云う処がある。今は町制を布いて町と云うことになっているが、昔は本山郷と云って一地方をなしていた。
四国三郎の吉野川が村の中を流れて、村落のあるのはそれに沿った僅かばかりの平地で、....
「長者」より 著者:田中貢太郎
何時の比であったか、四国の吉野川の辺に
四国三郎貞時と云う長者が住んでた。其の長者の家では日々奴隷を海と山に入れて、海の....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
ていた。だから、かれらは決して城下に屋敷をもっていない。みな、阿讃山脈の根から、
四国三郎の流れに沿った奥深くに、土俗風な門戸を構えている。 その中には戦国以来....