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「四大〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

四大の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
奇怪な再会」より 著者:芥川竜之介
うは》が描《か》いたらしい、伏羲文王周公孔子《ふくぎぶんおうしゅうこうこうし》の四大聖人の画像だった。 「惟皇《これこう》たる上帝《じょうてい》、宇宙の神聖、こ....
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
おも節のようなものをつけて、勿体《もったい》そうに語ってゆく。 「で、そこには、四大河の水源をなす九十九江源地《ナブナテイヨ・ラハード》なる湖水あり、その湖上に....
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
に現われている四つの精霊だが、それぞれに水精・風精・火精・地精――と、物質構造の四大要素を代表している。云うまでもなく、中世の錬金道士が仮想していた、元素精霊に....
田原坂合戦」より 著者:菊池寛
第一大隊長 篠原 国幹 第二大隊長 村田 新八 第三大隊長 永山弥市郎 第四大隊長 桐野 利秋 第五大隊長 池上 四郎 第六大隊長 別府 晋介 大....
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
ことは出来やアしまい、四縁とは地水火風、此の四つで自然に出来ておる身体じゃ、仮に四大(地水火風)が和合して出来て居るものなれば、自分の身体も有りはせん、実は無い....
征服の事実」より 著者:大杉栄
樗牛全集の中に、ブランデスの何かの本から抜いた、次の文がある。 「少なくともヨーロッパの四大国民の名は、いずれもみな外国の名である。フランスの名称は、ライン河の西岸に棲....
明治十年前後」より 著者:淡島寒月
石橋忍月、依田百川などの諸君に、それを見せることが出来たのである。 西鶴は私の四大恩人の一人であるが、私が西鶴を発見したことに関聯してお話ししたいのは、福沢先....
稚子法師」より 著者:国枝史郎
薙刀を揮って、 「主水! 主水! 参れ!」と呼ぶ。 刹那、阿信の姿崩れ、五|蘊四大に帰し終んぬ。云々』....
妖怪学」より 著者:井上円了
とりシナに起こり、インドならびに西洋にその説なし。しかして、インドには地水火風の四大の説あり、西洋ギリシアにも四大の説あり。また、近世理化学世に出でてより、分子....
憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
護法天童・護法童子などの護法である。本来は仏法を守護するもので、所謂梵天・帝釈・四大天王・十二神将・二十八部衆などいう類みな護法善神である。その護法善神に使役せ....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ブ州と言ったので、何故その水音に因縁して居るかというに昔はこの池からしてインドの四大河が出て来たものであるという説明であったです。その四大河というのはチベットの....
西航日録」より 著者:井上円了
に達し、進取の気風なきは、全くカースト制の余毒なること明らかなり。カーストは大体四大級に分かるるも、これを細別すれば百三十四種あり、その間の圧制実に驚くべきもの....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
いろいろ世話になっている。 ファウスト こんな獣に立ち向うには、 先ず四大の呪がいる。 「火の精 サラマンデル 燃えよ。 水の精 ウンデネ うねれ。 ....
旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
」に父母の恩を説いて、「今生の父母は我を生みて法華経を信ずる身となせり、梵天帝釈四大天王、転輪聖王の家に生れて、三界四天を譲られて、人天四衆に恭敬せられんよりも....
新古細句銀座通」より 著者:岸田劉生
の場所たる、銀座四丁目の交叉点である、昔はここに毎日新聞、日日新聞、その他二つの四大新聞社が相対して立っていたのを覚えているが、新聞社は皆それ/″\銀座から影を....