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四本柱
「四本柱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四本柱の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
の女神ヌイトをかかえてさし上げた、それでこの女神は両手と両足――これが天の穹窿の
四本柱である――を張って自分のからだを支え、それが星をちりばめた天穹となったので....
「赤い貨車」より 著者:宮本百合子
のであった。 ナースチャがお休みなさいと云う間もなかった。 彼女は台所の隅の
四本柱の腰かけの上で、両手を膝の間にはさみ、体を前や後に振りながら周囲の物音をき....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
で、あっちから見て来たやつの猿真似なんでがんしょうが、ごらんの通り、大八車の上へ
四本柱を押立て、ズックで屋根を仕かけ、中へ桟敷を立て込んで、早く言ってみればそれ....
「戦争論」より 著者:坂口安吾
ョンマゲもやめるがいい。いっそ、角力を、やめるがいゝや。土俵というものがあって、
四本柱があって、そのマンナカに二人のふとった人間が組打ちして、そういう元々へンテ....
「簪を挿した蛇」より 著者:中谷宇吉郎
あった。林立する柱の中で、この四本の柱だけが何となく目に立った。其処《そこ》は「
四本柱」という名前がついていた。何か気味の悪いところで、子供たちの間には、一種の....