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四海同胞
「四海同胞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四海同胞の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
たその近親、朋友、同志あるいは同国人のみの利害のために、詭計あるいは暴力によって
四海同胞たる人類を犠牲にするようなことをしようとはしないであろう。 スワンテ・....
「謀叛論(草稿)」より 著者:徳冨蘆花
流は、倦まず息まず澎湃として流れている。それは人類が一にならんとする傾向である。
四海同胞の理想を実現せんとする人類の心である。今日の世界はある意味において五六十....
「鼻の表現」より 著者:夢野久作
れば、礼儀作法とか御愛嬌や御挨拶なぞというものは、共同生活の本義から割り出された
四海同胞主義、それからまた煎じ出された博愛の精神を標準目標として出来たものと考え....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
のである。「……亜細亜連盟ノ義旗ヲ翻シテ真個到来スベキ世界連邦ノ牛耳ヲ把リ、以テ
四海同胞皆是仏子ノ天道ヲ宣布シテ東西ニソノ範ヲ垂ルベシ。」
さて、アジアが精神....