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四海波静か
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
山へ着く。ふわふわと海月泳ぎに、船を浮かせながらゆっくり遣るべい。 その事よ。
四海波静かにて、波も動かぬ時津風、枝を鳴らさぬ御代なれや、と勿体ない、祝言の小謡....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
育の基礎を建てるのである。すなわち許嫁の男子(雄)と女子(雌)とが初めて交会し、
四海波静かにめでたく三三九度の御盃をすませる。 それは春から夏を過ぎて秋となり....