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四相
「四相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四相の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
た。 「さあ、どうだ」と、半七は畳みかけて云った。「お此の白状ばかりじゃあねえ。
四相《しそう》を覚《さと》るこの重忠《しげただ》が貴様の人相を見抜いてしまったの....
「私たちの建設」より 著者:宮本百合子
と闘う行動に移しはじめて来た。昨今新聞が伝えているのは何かといえば、二月一日の「
四相声明」である。これは労働組合法によって、ストライキの権利を持ち、集団的行動の....
「モラトリアム質疑」より 著者:宮本百合子
企業家のサボタージュを罰することも、是正する力も失っているのに、労働運動取締りの
四相声明を公表した当局は、「各種民需産業を振興」というが、どんな成算をもっている....
「西航日録」より 著者:井上円了
十五年前ドイツ・ベルリン東洋学校の聘に応じて、シナ学教授の職にあり。余、ときに再
四相会して文林の交をなせり。爾来久しく消息を絶し、図らずもこの地において再会せる....