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四種
「四種〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四種の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
解決案の収集において現われたものを分類すると、凡《およ》そ顕著な傾向を示すものが
四種類あった。その一は“この事件は殊更《ことさら》人騒がせをして大儲を企んだイン....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
るということで、なかなか贅沢に暮らしているらしい。旦那が来た時には、いつでも三種
四種の仕出しを取る。そのあいだにも毎日なにかの魚を買うが、三月の末頃からは生魚の....
「電気風呂の怪死事件」より 著者:海野十三
てみた。と、それは蝋引きのベル用の電線で、この天井裏を匍い廻っている電灯会社の第
四種電線とは、全然別種のものであることが判明した。又、それは大して古いものではな....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
であった。ハッと心配したことは、家屋から壕内へ引いてあるコードのことであった。第
四種線がないので、コードを使ってある。しかしこれでは濡れるとすぐピリピリ感電する....
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
治の地なる者暴雨|流潦の経る所に遇うがごとし(九) 第四章はもっぱら茶器の二十
四種を列挙してこれについての記述であって、風炉(一〇)に始まり、これらのすべての....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
至るまで、この間の政論をば吾輩仮りに民権論派と名づけたり。この論派中にはおおよそ
四種の分子ありといえども、その三種は時の政府に反対して民権を主張したるはすなわち....
「地獄の使者」より 著者:海野十三
たことが新たに判明したのだ。一体それは何者だろう? 缶詰の軽さ 興味ある
四種の指紋だ。この缶詰の空缶に、四人の指紋がついている。主人鶴彌の指紋がついてい....
「妖怪学」より 著者:井上円了
十五種 西京にありし夢 二種 熱海にありし夢 十
四種(うち七種は帰京の後の夢なり) 他の地方にありし夢 十種 諸方混同し....
「迷信解」より 著者:井上円了
は心によりて興る」といわねばならぬ。 以上、段を重ねて述べきたりたるところは、
四種の妖怪中、偽怪、誤怪、仮怪の三種である。しかして、第
四種の真怪のことは、迷信....
「二葉亭余談」より 著者:内田魯庵
上に頗る多食家であって、親しい遠慮のない友達が来ると水菓子だの餅菓子だのと三種も
四種も山盛りに積んだのを列べて、お客はそっちのけで片端からムシャムシャと間断なし....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
合いがないので、まず書くことを躊躇するのが自然の人情である。わたしもその間に三、
四種の戯曲をかいたが、かの「黒船話」と同様、いたずらに本箱の底に押込んで置くに過....
「拷問の話」より 著者:岡本綺堂
であるが、わが徳川時代になってからは、拷問の種類は笞打、石抱き、海老責、釣し責の
四種にかぎられていた。かの切支丹宗徒に対する特殊の拷問や刑罰は別問題として、普通....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
物館中にも、インドの仏像、シナの仏像、日本の仏像等の部あり。日本仏像の部には絵像
四種、木像金像とも三十
四種、都合三十八種あり。そのほか日本神道の諸像諸具をも収集....
「西航日録」より 著者:井上円了
余毒なること明らかなり。カーストは大体四大級に分かるるも、これを細別すれば百三十
四種あり、その間の圧制実に驚くべきもの多し。これに加うるに、旧習を重んずる風あり....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
行の新聞(週刊、月刊をも含む)総計百八十九種のうち、スペイン語に属するもの百五十
四種、イタリア語の分十
四種、ドイツ語八種、英語六種、その他ロシア語、スウェーデン....