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四部合唱
「四部合唱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四部合唱の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「路上」より 著者:芥川竜之介
の静かな音色《ねいろ》に耳を傾けているらしかった。……
それからピアノの独奏と
四部合唱とが終って、三十分の休憩時間になった時、俊助は大井に頓着《とんちゃく》な....
「連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
はしかし、見方によれば常にあまたの同時に響く音の並行であって、肉声ならばちょうど
四部合唱のようなものを一つの器械を借りて一人の手で奏しているようなものである。実....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
の気質を受けたのかな。」 時とすると彼らは、ドイツ歌謡をいっしょに歌い出した。
四部合唱の――四脚の――唄《うた》で、彼らにそっくり似寄っていて、馬鹿げた崇厳さ....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
た。やがて二人でいっしょに帰ってゆかれることを彼は知っていたのである。 人々は
四部合唱を歌い始めた。おのおのの群れが順次に歌の一句を言い、反覆部はみなで合唱し....