回転窓[語句情報] »
回転窓
「回転窓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
回転窓の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
キーンが云った。「戸外から見た時、明るい窓が一つあったでしょう。それがこっち側の
回転窓を通して見た、この壁燈の光なんです。点け放しなんて――こんなことは、ラザレ....
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
動橋の定時の信号や、汽艇の警笛《シッフル》や、さまざまな物音が、欄間《らんま》の
回転窓の隙間から雑然と流れこんでくる。 約束は二時だから、急ぐことはないが、そ....