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「因明〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

因明の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
も亦、今日の国際的な論理との間に可なり決定的なギャップを示している。その良い例は因明論理の論証手続きなどだろう(例えば Betty Heimann という女史は....
水の女」より 著者:折口信夫
地上到る処に、二上山を分布(これは逆に天に上したものと見てもよい)した。こうした因明以前の感情の論理は、後世までも時代・地理錯誤の痕を残した。 湯河板挙の精霊....
戦争論」より 著者:坂口安吾
戦争は人類に多くの利益をもたらしてくれた。それによって、民族や文化の交流も行われ、インドの因明がアリストテレスの論理学となり、スピロヘーテンパリーダと共にタバコが大西洋を....
文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
発達しない。哲学倫理も論理的に組織されず、論理学の成立しなかったのは最も著しい。因明《いんみょう》の論理学が伝わって多少その伝統を見たのはともかく、徳川時代のご....
妖怪学」より 著者:井上円了
生じ、他の六種は内臓および筋肉間の感覚より生じたるなり。その他の九十三種はその原因明らかならざるも、脳中の事情によりて生ぜしは疑いをいれず。しかして、夢の前日中....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
つの科学が入って居る。それは声明とて言語音声に関した一切の科学、医方明とて医学、因明とて論理学、工巧明とて工学、内明とて宗教的科学及び哲学でありますけれどそれを....