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因縁を付ける
「因縁を付ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
因縁を付けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
そんな所へ行き合わせたのは、おめえの災難というもので、誰が悪いのでもねえ。それで
因縁を付けるのは、強請がましいじゃあねえか」 半七の口から強請と云われて、長助....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
っさい云わず、ここの息子のために大事の娘を殺されてしまったから、どうかしてくれと
因縁を付ける。その時に幾次郎が仲に立って、三十両の金を渡して追い返した。それが縁....
「別れたる妻に送る手紙」より 著者:近松秋江
じゃないか。そうしてくれ。」と私が頼むように言うと、 「そうすると、またあなたが
因縁を付けるから……厭だ。」 「だって今夜だけ好いじゃないか。」 「じゃあなた、....