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因陀羅
「因陀羅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
因陀羅の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
ざとまた心眼に映る。 坊ちゃんは格子戸につかまって昇り降りするが、その格子戸が
因陀羅網に見えて来る。坊ちゃんは無心で戯れる。あそびの境涯で自在に振舞っている。....
「河豚は毒魚か」より 著者:北大路魯山人
うだ、又兵衛ではどうだ。まだまだ。光悦か三阿弥か、それとも雪舟か。もっともっと。
因陀羅か梁楷か。大分近づいたが、さらにさらに進むべきだ。然らば白鳳か天平か推古か....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
でもなく、五山の禅僧たちであって、馬遠、夏珪の宣和画院系の墨画あたりから、梁楷、
因陀羅、牧谿などの画品を携え帰って、これがやがて東山将軍家の鑑賞に収められ、例の....
「くちこ」より 著者:北大路魯山人
。中国や西洋には、こんな調子の高い美食はないようだ。青々した畳にも合う。啓書記、
因陀羅というような万金の掛物をかけた座敷にも合う。根来薄手の椀にも合えば、金蒔絵....