団菊左[語句情報] »
団菊左
「団菊左〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
団菊左の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
はしなかった。いわゆる玄人と素人との間には大いなる溝があった。 もう一つには、
団菊左と云うような諸名優が舞台を踏まえていて、たとい脚本そのものはどうであろうと....
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
滸伝|雪挑」は団十郎の九紋竜史進、左団次の花和尚魯智深という役割。殊に大晏寺堤は
団菊左の顔合わせで、開幕前の噂はなかなか高かったが、さて初日を出してみると客足が....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
―団菊の立腹――浅草公園の人気者――芝居道の因習 四代目芝翫 江戸時代の人気――
団菊左を圧倒――新時代に適応せず――芝翫の舞台顔――得意の舞踊劇 子供芝居 子供....
「源之助の一生」より 著者:岡本綺堂
法肌で気品のある役には不適当であるといわれたが、それでもあらゆる役々を引受けて、
団菊左と同じ舞台に立っていた。その黄金時代は明治二十三年であった。 二十三年の....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
二月十八日、五代目菊五郎死す、六十歳。明治時代における代表的の名優にて、いわゆる
団菊左の一人なり。 ○二月、川上音二郎は明治座にて「オセロ」の翻案を上演す。 ○....