困り入る[語句情報] » 困り入る

「困り入る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

困り入るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
名君忠之」より 著者:夢野久作
バタバタと走って大書院の奥へ消えた。 「……まずこの通りで御座る。殿の御性急には困り入る。すぐに処分をしに行かねば、お気に入らぬでのう」 「大目付殿ジカに与九郎....
黒田如水」より 著者:吉川英治
出るとみな里家へもどったきり帰らなくて困る。わけて室のお局に侍く女たちが手不足で困り入る」 ということを、亘が老臣の口から聞いていたので、渡りに舟として、それ....