困睡[語句情報] »
困睡
「困睡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
困睡の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「うつり香」より 著者:近松秋江
て氷のような蒲団の中へ自棄糞にもぐりこんで軒下の野良犬のように丸く曲ってそのまま
困睡した。 老婆さんは、前にもいったようにきっとお前や柳町の入れ知恵もあったの....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
は迦毘羅衛《かびらえ》の釈種《しゃくしゅ》滅絶の時、残った一人が流浪して竜池辺で
困睡する所へ竜女来り見てこれを愛し夫とし、竜女の父竜王の謀《はかりごと》で妙好|....