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「困迫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

困迫の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旧藩情」より 著者:福沢諭吉
種の小華族というて可《か》なり。廃藩の後、士族の所得は大《おおい》に減じて一般の困迫《こんはく》というといえども、もしも今の上士の家禄を以てこれを下士に附与《ふ....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
また頗る窮乏して自分自身はなお更、留守宅への送金もまた予期の如くならざるほど頗る困迫していた。 東京を出発する前、二葉亭は暇乞いに来て、「何も特別の用務はない....