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「図入り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

図入りの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
方《あっち》の人のしない事ばかりする。 その頃英語で『ヒューマン・ゴリラ』てふ図入りの書を作った者あり。強姦に関する研究を述べたので、医学法学上大いに参考とな....
プロレタリア文学における国際的主題について」より 著者:宮本百合子
ヴェト同盟各一国を中心として国際的に観察していたところが「転換時代」で、作者は地図入りの前書中に云っている。「ヤング案のドイツと五ケ年計画のロシアと恐慌日本とソ....
ラジオ時評」より 著者:宮本百合子
ならないというわけになる。 図解が昨今は大変趣向にかなうらしくて、この文章にも図入りで新構成の案が出ている中に、放送文化研究所というものが想定されていた。そこ....
年譜」より 著者:宮本百合子
本のどんなに多くの人間がその頃胸をとどろかせて朝々の新聞を拡げたろう。新聞には地図入りでベルリンに迫るソ連軍と連合軍の進路が示された。北フランスでどんどんと追い....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
た。題は「やまのいもハ薯蕷デモ山薬デモナイ」であって詳しく、その事由《じゆう》を図入りで説明しておいた(『牧野植物学全集』第六巻に転載)。ではその薯蕷とはなにも....
文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
数学の上でこの趣味性の大いに現われているものの実例をあぐるときは、和算書には図入りのものが極めて多く、『塵劫記』にも大きな絵が入れてあり、それ以後のものにも....