図書目録[語句情報] »
図書目録
「図書目録〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
図書目録の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
も、はたして彼の見解のごとく、本事件とは全然別個のものであろうか。法水が黒死館の
図書目録の中から、ウッズの「王家の遺伝」を抽き出したのは、その古譚めいた連続を、....
「『新新訳源氏物語』あとがき」より 著者:与謝野晶子
して、私は大弐の三位の家の集をずいぶん捜し求めたが現存していない。伊勢の皇学館の
図書目録にあった大弐集をよく調べてみると、三位の娘で、後冷泉帝の皇后に仕えて大弐....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ょう※ あなたの全身を動作の中で眺めたというのは。―― お話の本は、私は普通の
図書目録だと勘ちがいしていて、それなら何かいろいろの目録でよいという風に考えてい....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
、書くもののなかに入って来るのです。
この仕事をまとめるとき面白い有益な年表と
図書目録をつけます。それはS夫人にやって貰います。図表をつくる仕事。いくらか小遣....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
、わたしたちの、よ、文化水準で教養を加えれば殆ど申し分ないわけです。太郎の将来の
図書目録は、寧ろ太郎の素質が果してそれらをこなし得るやと思うくらい充実して居り、....
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
の二階に開くことになったのだ。 私は伯父の代理にその開館披露式に出席した。私は
図書目録を色々めくって見て、蔵書の貧弱なのに驚いた。殊に新しい文学書や、小説など....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
終戦後、熊本の宮本武蔵顕彰会の人も、これを探していたが、地方の古書店にも、書肆の
図書目録にも、出ないというので、東京まで求めに来られたが、私の手もとにも、今は、....