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図書頭
「図書頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
図書頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
十人、年によっては何百人の男の児が、当日打ち揃って聖堂の南楼へ出て、林《はやし》
図書頭《ずしょのかみ》をはじめとして諸儒者列席の前に一人ずつ呼び出され、一間半も....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
したのである。 外人殺傷の代償も大きかった。とうとう、尾州藩主は老中格の小笠原
図書頭が意見をいれ、同じ留守役の水戸|慶篤とも謀って、財政困難な幕府としては血の....
「今日の文学の鳥瞰図」より 著者:宮本百合子
の現実の装飾なき美を愛した心からだけ選ばれた道であったろうか。彼の帝国博物館総長
図書頭という官職は果して彼の文学的達成にプラスとなっているのみであろうか。伝記を....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
御家老、山脇播磨守《やまわきはりまのかみ》さまのおつかい……」
つぎ――宇都木
図書頭《うつぎずしょのかみ》。
つぎ……岡本能登守《おかもとのとのかみ》。
....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
の間に稿を改めることが五回に及びました。自分が図書館に勤めていましたし、お兄様も
図書頭をなすったりしたので、自然そうした方面に興味を持ったのでしょう。 外に『....
「尊攘戦略史」より 著者:服部之総
し、将軍も帰東したいのだが、償金支払処置をつけてあぶなく英幕危機を脱した小笠原|
図書頭《ずしょのかみ》が率兵して大阪に急行するまでは、帰東することができない有様....