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図板
「図板〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
図板の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三月の第四日曜」より 著者:宮本百合子
でいたが、弓子の綾子ぎらいは容赦なかった。向いあって喧嘩するというのではなく、製
図板を並べながら互に決して口をきき合わないという形で継続されているのであった。 ....
「二つの庭」より 著者:宮本百合子
角柱が幾本も立っている。その柱と柱の間の東よりの窓下に保の勉強場が出来ていた。製
図板をのせる脚高台に、大形の製
図板をのせ、その前に木づくりの大きいひじかけ椅子が....
「マクシム・ゴーリキイの伝記」より 著者:宮本百合子
働くことになった。 日夜妻と母親との口論に圧しつけられながら食堂のテーブルに製
図板をのせて、ニージニの商人の倉庫だの店の修繕だのの図を引いている主人は、遠縁の....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
長はしっかりと締めてくれた。 「艇長。上陸地点の計算が出来ました」 航空士が、
図板をもって、艇長のところへやってきた。そしていつもの調子で、顔を艇長のそばへ近....
「或る農学生の日誌」より 著者:宮沢賢治
ょうさ》の実習《じっしゅう》だった。僕《ぼく》は第《だい》二|班《はん》の班長で
図板《ずばん》をもった。あとは五人でハムマアだの検土杖《けんどじょう》だの試験紙....