図無し[語句情報] »
図無し
「図無し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
図無しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「家」より 著者:島崎藤村
るところに在った。その家でお種は娘の時代を送った。父の忠寛は体格の大きな、足袋も
図無しを穿いた程の人で、よく肩が凝ると言っては、庭先に牡丹の植えてある書院へ呼ば....
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
る後は、当人の心次第、恥を知る者ならば都から去れ。おかみに於いては、とやかくの指
図無し。一同、立て。以上。」 (本朝桜陰比事、巻一の四、太鼓の中は知らぬが因果)....