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固めの杯
「固めの杯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
固めの杯の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「爛」より 著者:徳田秋声
などが、それに連なって居並んだ。世話焼き夫婦の紹介で、一同の挨拶がすむと、親類の
固めの杯が順々にまわされた。互いに顔を見合っているような重苦しい時が、静かに移っ....
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
、浪路はやがて、又も、銀の杯に、甘い酒を充たして、一つを雪之丞の手に持たせ、
「
固めの杯――そなたも、一どきに飲んで――」
雪之丞、胸苦しさを、やっとおさえて....