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国体の本義
「国体の本義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国体の本義の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「辞典」より 著者:戸坂潤
のずから行われると平行して、夫は遂に国体明徴に帰着統一されることとなった。日本の
国体の本義はこの絶対主義にあるのであって、日本精神とは取りも直さずこの国体意識だ....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
分を完うせむことを期す」ということに一決したのである。文相斎藤総理大臣は更に、「
国体の本義に基き益々我が国民精神を作興し国本を培養して皇運を扶翼し奉るの特に急な....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
演説を試みたことは有名である。 貴族院で某議員が美濃部達吉博士の天皇機関説が、
国体の本義と相容れない所以を述べた処、それが意外に世間の反響を呼び起して、ここに....
「世界新秩序の原理」より 著者:西田幾多郎
要求せられるのである。 我国民の思想指導及び学問教育の根本方針は何処までも深く
国体の本義に徹して、歴史的現実の把握と世界的世界形成の原理に基かねばならない。英....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
おるのであるけれども、統帥、政治は天皇が完全に綜合掌握遊ばさるるのである。これが
国体の本義である。 政府および統帥府は政戦両略につき充分連絡協調に努力すべきで....