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「国俗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国俗の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
『法華経疏』に見ゆ、字も野※と書くべきを省きて野干と書けるなり云々、『大和本草』国俗狐を射干とす、『本草』狐の別名この称なし、しかれば二物異なるなり」といい、『....
十二支考」より 著者:南方熊楠
矢《こうし》もて兎の首を射、県宰すなわち吏属を率いてこれを観《み》たとあり、遼の国俗三月三日木を刻んで兎とし朋《くみ》を分けて射た、因ってこの日を陶里樺《とうり....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
は、前に話した通り、激烈なる論争の末、学理に照し実際に考えてその欠点の多きと、我国俗民情に適せざるものあるとの理由に基づいて、竟にその実施を延期し、これを改修す....
十二支考」より 著者:南方熊楠
からと言われて初めて気付き、道を教えもろうて前進し麦を刈って積んだ処へ来た。その国俗として麦藁《むぎわら》を積んだ処を右に遶《めぐ》れば飲食をくれる、来年の豊作....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
に外国文化の影響は今日の食制の上に痛切な影を投じている。米食と並んで粉食がやがて国俗となろうとしていることである。外来の物を受け入れるにはそれに相応する理由があ....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
六年発行)には 万年松 一名ハ玉柏本草苔類及|衡嶽志《しょうがくし》ニノセタリ国俗マンネングサト云鞍馬高野山所々ニアリトリテ後数年カレズ故ニ名ヅク とある。....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
えば命をあずかって居ることになって居るから待遇は誠に好くするです。 どうも半開国俗の時の流行を逐うことは意外なもので、其事が尊き辺まで達しまして一日私を招待す....