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「国名〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国名の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
った。 だがこの論議は、その影響するところの重大性に鑑《かんが》み、明らかなる国名は新聞や放送には発表されなかった。つまり遠慮されたのである。 しかるに別途....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
に出た年のことですから、ずいぶん遠い昔のことですよ」 「御仕置例書」にはいずれも国名と村名とを記《しる》してあるだけで、今日のように郡名を記してないので、ちょっ....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
た。しかしそれを相手に知られまいとして、つとめて何気ない調子でたずねた。 「わが国名はミミといいます。どこに本国があって、どんな国かということは、いま話してもわ....
楢重雑筆」より 著者:小出楢重
一番多いのは、風呂屋向きのザンギリな男女が豆絞りの手拭いなど肩にかけた肖像画や諸国名勝などであります、あるいは長崎あたりへ来た黒船の図なども多いのです。 名勝....
星女郎」より 著者:泉鏡花
間へ御仏像でも据えたなら、構は大い。そのまま題にして、倶利伽羅山焼残寺が一院、北国名代の巡拝所―― と申す説もござりました。」 七 「ところが、....
最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
の君主に従えられてゆき、村々は大きな村の下に併合せられていって、大きな村の称する国名が、村々をも籠めてしまうことになった。秋津洲・磯城島と倭、みな大和平原におけ....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
代表的人物でもあった。そこでZ国の大使フランケン(この名もデタラメ。発音によって国名が知れるから、いい加減なのを選んだ)はひそかに典六をよんで、お前に五百万ポン....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
明治十六年一月のことである。東京の木工船会社で新造した百八十トンの機帆船昇龍丸が試運転をかねて濠洲に初航海した。日本の国名も聞きなれぬ当時のことで、非常に珍しがられて、港々に盛大なモテナシをうけた。....
ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
t. ハイゲート(地)Highgate. ババリア(地)Bavaria. ドイツ国名。 パリス(人)Paris. 英国の化学者。 バーデン(地)Barden.(....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
史に著名であることから、一方にはその「倭」と「奴」とを続け読んで、「倭奴」という国名なりと誤解し、一方には古えの倭人国を以て、直ちにその倭奴国なりと誤解し、さら....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
名称教育とは、苗字、村名、州名等、普通名称の人を教育するの力あるをいう。例えば、国名を日本と称するときは、その人民をして旭日の昇るがごとく進取の気風を生ぜしめ、....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
よびチリ国にては、シナ人自ら日本人と偽称しおるもの多き由。これ日露戦役後、日本の国名が南米の天地を風靡せる結果なり。 チリ風俗の外人の目に映ずる特色を挙ぐれば....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
歌舞伎座にて市川団十郎追善興行を催し、市川家の一門みな出勤す。 ○十月十三日、英国名優ヘンリー、アーウィング、舞台にて脳溢血を発して死す、六十八歳。 ○一月四日....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
師、伊賀法師、摂津法師、越前法師、播磨法師、淡路法師、若狭法師などというように、国名を名乗ったり、或いは吉野法師とか、明石法師とかいうように、一地方の名を呼んで....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
ったのである。彼らの中には阿弥陀法師だの、法仏法師だのというのもあったが、多くは国名を称しておった。寛元の二文書にみえるところ、摂津・伊賀・近江・若狭・越前・播....