国字[語句情報] » 国字

「国字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国字の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
法例という題号は久しく絶えたのであった。 物徂徠《ぶつそらい》は、その著「明律国字解」において、刑名律を刑名・法例の二編に分ったのは梁律であると言うておるが、....
今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
序論 三つの段階 ※ 新聞・通信・ラジオ 出版 雑誌 書籍 ※ 教育国字・国語 宗教 科学 ※ 文学 映画・演劇 ....
今日の文章」より 著者:宮本百合子
にして、子供たちの負担を軽くし、日本語の世界化によい条件をつくろうとしている国語国字改良の運動もある。これは、ジェスチュアの多い、勇ましい、そしてわかりやすい文....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
。変ってしまえば、それでなれる、そう考えてしかるべきでしょうか。 今日の国語、国字の改良問題運動の中には卑俗なものその他がどっさり混りこんでいるのは実際ですが....
女大学評論」より 著者:福沢諭吉
るに純然たる昔の御殿風を以てす可らざるは言うまでもなきことなれども、幼少の時より国字の手習、文章手紙の稽古は勿論、其外一切の教育法を文明日進の方針に仕向けて、物....
「峠」という字」より 著者:中里介山
「峠」という字は日本の国字である。日本にも神代から独得の日本文字があったということだが、それは史的確証....
学校教育における図書館の利用」より 著者:佐野友三郎
を得るがためなれども、国語問題の根本的解決はしばらく措き、当面の急務は現在の国語国字のままにていかにして小学教育の能率を増進し得べきかを研究するを必要とす。 ....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
万年《うえだかずとし》博士ほか四氏共編の『大字典《だいじてん》』には「【※】カイ国字」と出で、また「万葉集訓義弁証に曰く新撰字鏡に※音開、山女也、阿介比とあり、....
恐怖の季節」より 著者:三好十郎
も作ってそうしたらよいと私は思います。そうすれば、さしあたり、文部省にある国語や国字を整理するための委員会と、現在の保守党政権のために非常に役立つだろうと思いま....
西航日録」より 著者:井上円了
関し、教授上不注意のかどありとて、教員認可取り消しの厳命あり云云。余これを聞き、国字をもって所感をつづる。 今朝の雪畑を荒らすと思ふなよ生ひ立つ麦の根固めとなる....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
一つがあったのである。当時の人々は、国語をもってはいたけれども、それを書きしるす国字をもっていなかった。明治の人々は欧洲文化を日本に植えつけるに当って、翻訳すれ....