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「国患〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国患の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
り、諸国を教化して歩いたではありませんか。今日は、孔子の時代よりも、もっと痛切な国患の秋です。ひとり廬にこもって、一身の安きを計っていていいでしょうか。――なる....
三国志」より 著者:吉川英治
呉と対しても、たえず蜀の地は、後顧の不安を絶つことができなかった。今をおいてその国患を根絶する時はないのだ。孔明は例の四輪車に乗り、白羽扇を手に持って、日々百里....
三国志」より 著者:吉川英治
しく、人馬安閑、聞くならく孔明病み、漢中に精鋭なしという。蜀、いま討つべし。魏の国患、いま除くべし。 という意見をすすめた。 魏帝は、侍中の劉曄に諮った。 ....