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国憲
「国憲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国憲の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
らの区別を明らかにせざるがごとし、また人文自由とは社交上の自由にして政治自由とは
国憲上の自由なり、しかしてかの自由論派はこの二者を混同したるがごとし。 改進論....
「安重根」より 著者:谷譲次
新聞記者団、写真班、ボウイ、日本人警部、日露支出迎人、露支両国儀仗兵、軍楽隊、露
国憲兵、駅員。 (朝鮮人たちはルバシカ、背広、詰襟、朝鮮服、蒙古服等、長髪もあり....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
訳してある。慶応四年に加藤|弘之《ひろゆき》先生の著わされた「立憲政体略」には「
国憲」と訳され、明治五年に出版された「国法汎論」にも「
国憲」の語を用いられ、「憲....
「世界の寡婦」より 著者:宮本百合子
いたのであった。 ヨーロッパの婦人たちが、民主平和のヨーロッパ再建のための連合
国憲章にもとづいて、婦人たちの大統一戦線をこしらえはじめたこころもちは、同感され....
「明日をつくる力」より 著者:宮本百合子
史的な存在であるから、私たちの協力も歴史の課題から抜け出ることはない。世界が連合
国憲章をつくって、真から戦争とファシズムに反対し、一つの民族によって隷属させられ....
「本当の愛嬌ということ」より 著者:宮本百合子
ファシズムに対して反対しないという恐ろしいことになりますから、ポツダム宣言や連合
国憲章が全く愚弄されたことになりますから、愛嬌のよい内閣は正直ということも社会に....
「明瞭で誠実な情熱」より 著者:宮本百合子
の全国的な文化会議がもたれることになった。ポツダム宣言を受諾してから二周年、連合
国憲章が出来てからも第二回の記念日を迎えた秋、私たちの日本でこういう文化的な会議....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
民が何かに対して戦線を結成するということはあり得べからざることで、この言葉自身が
国憲に背馳するものだというらしい。コンミュニズムは勿論国体に反するが故に、之を非....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
種の「正当さ」は、この陳情風俗に最も簡単に現われているのである。この争議は単に、
国憲的なものと実は之と一つである資本主義的なものとの間の、外見上の対立を特に象徴....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
会の思想対策というのは実は教育改革案とすり換えられているものだし、民政党のは、帝
国憲法の擁護とか言論自由の確立とかいう、本家の文部省の思想対策とはあまり関係のな....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
『流通論』上下 福田 『非常時国民全集』中 陸軍篇 海軍篇 海外発展篇 『帝
国憲法講義』佐藤丑次郎 『憲法総論』山崎又次郎 ※『帝
国憲法逐条講義』上杉 ※....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
シェークスピアの芝居を見せられているように思い、ただただ面白かった。高田先生の英
国憲法、天野先生の経済学も呼び物であったが、三宅先生の法律はむずかしくて解りにく....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
のですか?」 「クーデターが始まったのです」 「誰の? 」 「松島正五郎一派が、
国憲党の連中をそそのかして、約五千人くらいの強漢が手に手に武器を携えて、市庁舎を....
「日本歴史の研究に於ける科学的態度」より 著者:津田左右吉
であろう。従って皇室を君としてそれに対していう場合の臣と民との区別はなくなり、帝
国憲法にも臣民という一つの称呼が用いてある。今でも宮廷では、旧くからの風習により....