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国本
「国本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国本の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
軍の空襲勇士たちのために、前に聞かせて頂いた空襲葬送曲を、唯今放送を以て、遠く米
国本土にまで、お返ししようと思うのでございます。――」 ショパンの、腸を断つよ....
「安重根」より 著者:谷譲次
ということを言うべきだ。 しんとして一同禹徳淳を凝視める。 禹徳淳 (読み終る)
国本確立は自ら成ることなかるべし。 (白基竜へ、悲痛に)僕にはその勇気がないんだ....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
無二の足場とたのむ島。大軍港のあるハワイ。 そのハワイを更に東へ二千キロも、×
国本土に近づいたところに、わが潜水戦隊は入りこんでいるのでした。 まるで×の巣....
「空襲警報」より 著者:海野十三
す。先程の発表にありましたるごとく、有力なるS国爆撃機隊は太平洋上より刻一刻、帝
国本土に接近しつつあります。本官は既に防衛諸部隊に命じ、虐非道の敵隊の撃滅を期し....
「技術の哲学」より 著者:戸坂潤
ロギーとがネガチブな連関に這入る。現代の我が国に於ける超資本主義的封建意識による
国本科学などがその適例だろう。 そういう訳で、技術がイデオロギーとの関係に於て....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
ス主義の退潮を云々することは、全く無知なことだと云わねばならぬ。転向・思想善導・
国本観念の鼓吹・など日本型ファッショ文化に帰着する筈の一連の文化的支配の要求は、....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
この種の――国粋的――反動理論が成立する。だからこの種の反動家によれば――例えば
国本社の平沼騏一郎氏――ファシズム理論それ自身がファシズムではない、なぜならファ....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
したのである。文相斎藤総理大臣は更に、「国体の本義に基き益々我が国民精神を作興し
国本を培養して皇運を扶翼し奉るの特に急なるを」訓辞した。その次には一同は新宿御苑....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
辞書でありました。誰か、しかるべき人が所持している日本に数冊という極めて貴重の外
国本の、又写しの又写しの、そのまた又写しの何代かの孫に当るべき薄葉《うすよう》の....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
難から、祖国を守らんがために、身の危険を忘れて、時の政権の把持者を警諫した。彼は
国本を正しくすることによって、世を済い、人間の精神を建てなおすことによって国を建....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
くべきであろう。 むろん馬関海峡から瀬戸内海にはいって、そこここの島々や九州四
国本州に土着したのも更に多かったであろうし、一部は長崎から鹿児島宮崎と九州を一巡....
「エキゾチックな港街」より 著者:小野佐世男
か、何々台風とかいったように戦後現れたつまり新発生した菌でありましてな、これが米
国本土の息子をもつ婦人連に問題になりまして、まったく汗顔の至りでございますが、こ....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
教あり、ロシアの国教のごとし。しかして、皇統一系の国には僧統一系の宗教あり、わが
国本願寺宗のごとし。本願寺宗の僧統一系は、決して偶然に起こりしにあらず、一方に皇....
「西航日録」より 著者:井上円了
自ら進取し実行するの勇を欠く。幸いに戦いに臨みて死を顧みざるの士気あるも、退きて
国本を養成するの実力なし。これ決して将来、東洋に覇たる資格を有するものにあらず。....
「あの世の入口」より 著者:知里真志保
通り、村の前方の岩に鳥が多く住み、その卵を人間が取って食うようになった。 十勝
国本別町字フラッナィ(8) (7)地獄穴という訳語は正しくないので“いわゆる地獄....