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国民政府
「国民政府〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国民政府の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地図に出てくる男女」より 著者:吉行エイスケ
府が提携して新たに国民党中央政府の設置が提議され、俺はその委員に名を連ねたのだ。
国民政府に於て左党の政策の欠如が右党に幸して、彼等は尨大《ぼうだい》な小ブルジョ....
「武装せる市街」より 著者:黒島伝治
さいよ。」 手で掴み取りに来る一郎を彼女は追いやった。玩具の犬をやる。 ――
国民政府は、この地方に限り、租税を全額免除する。…… 一郎は、犬をほうった。そ....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
所謂防共政策なのである。之によるとこの防共政策は、赤化防止に名を借りて、親日的反
国民政府的文化政策以外の、何ものでもなかったということが少なくとも判るのだ。 ....
「女の一生」より 著者:森本薫
とは逆の、静かでどことなく親しみ難い感じ。 けい (新聞を読みながら入ってくる)
国民政府日本品の輸入販売を禁止か? 対支貿易は停止状態……今に中国に関りのある日....
「自由人」より 著者:豊島与志雄
のは、まだ中国にはあるまいよ。内戦の方に忙しすぎるんじゃないか。」 「それでも、
国民政府内に官僚の芽生えは既にある。憲法とか国会とか、そういうものの外にある。大....
「私の青年時代」より 著者:山之口貘
縄県なのだ。ぼくはその沖縄県の那覇市の生れで、那覇市は戦前の県庁所在地、現在は米
国民政府と琉球政府と、日本政府の出先役所である那覇日本政府南方連絡事務所との所在....