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国破れて山河あり
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
なにかしら、人間くさい涙が、胸の底からこみあげてくるというわけだね」 「ふふん、
国破れて山河あり、城春にして草木深しというわけだ。だが、そんなことをいつまでも胸....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
見えたり。偖《さて》も義臣すぐつて此城にこもり、功名一時の叢《くさむら》となる。
国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠打敷て時のうつるまで泪《なみだ》を落....
「平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
泉池も葦の生えるにまかせて昔の夢を浮かべて夏草は一面にそよ風になびいている。 「
国破れて山河あり、城春にして草青みたりと笠打敷きて時のうつるまで涙を落し侍りぬ ....