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「国訳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国訳の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
科学論」より 著者:戸坂潤
ものの方が、資本主義的信用を有つだろう。クラウサー『ソヴエト・ロシヤの科学』(時国訳)、同じく『ソヴェト・ロシアに於ける産業と教育』(辰巳訳)、J. J. Tr....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
る場合にあったのである。例えばインドの原始仏教の文献的内容は、単にそのテキストが国訳されただけでは吾々の理解にとって不充分なので、更に之を現代的範疇と範疇組織に....
外来語所感」より 著者:九鬼周造
いて他国語への翻訳が困難であるには相違ないが、それも程度の問題であって、外来語の国訳へ向って出来得る限りの努力が払われなくてはならない。知識階級が全面的に誠意あ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
れども、丁度東京を去る前にあちこちやけのこりの本やから見つけたものです。 もし国訳(原文対照)支那文学古典をお読みになるのでしたら、国訳漢文大成の文学部が殆ど....
『西遊記』の夢」より 著者:中谷宇吉郎
ろうか」と言うと勿論《もちろん》大変なさわぎである。三人の子供が折りかさなって、国訳『大唐西域記《だいとうさいいきき》』を覗《のぞ》き込んで、「三蔵法師玄奘|奉....
獄中通信」より 著者:戸坂潤
月来の勉強の報告をしておこう。専ら仏教の勉強だ。仏教関係の書物二十五冊以上、内、国訳一切経十四冊(阿含経10、四分律4)、諦観の「天台四教儀」(織田の「和解」に....