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「国議〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国議の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
ったが、昭和維新は正しく東亜の維新であり、昭和十三年十二月二十六日の第七十四回帝国議会開院式の勅語には「東亜ノ新秩序ヲ建設シテ」と仰せられた。更にわれらは数十年....
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
年ごとに繁ってゆく青い蔭をながめて、昔年の涼味を偲ぶに過ぎなかったが、わが国に帝国議会というものが初めて開かれても、ここの柳は伐られなかった。日清戦争が始まって....
近時政論考」より 著者:陸羯南
て羊肉となし、しかして恠しまず、世間政論を業とする者これに類すること多し。 帝国議会の選挙すでに終りを告ぐ、立憲政体は一、二月を出でずして実施せられん、世人の....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
て、且つ国民的自重心を傷つくること甚だ大であるからである。明治二十三年の第一回帝国議会において、商法実施延期問題が貴族院の議に上ったとき、我輩は同院で延期改修論....
労働者農民の国家とブルジョア地主の国家」より 著者:宮本百合子
て、これらの革命的昂揚におされて、ツァーの政府は十月十七日、「政治的自由」と「帝国議会の召集」を約束して、一応の譲歩を示した。だが、その約束が口約束だけだと言う....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
一応は、イデオロギーとしての哲学をも承認する。彼等観念論者は吾々に対して、恰も帝国議会の政治家の口吻に倣って、公平にも、それは立場であるから。だからそれが立場の....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
民族のうちには、イギリスの従男爵、ベルギーの上院議員、フランスの内閣員、ドイツ帝国議会の代議士、法王付属の伯爵などがあった。そして皆よく団結して、自分らが出て来....
議会の印象」より 著者:寺田寅彦
あるという。 あまり自慢にならない事であるが、自分はまだこの年までつい一度も帝国議会というものを見た事がなかった。別に見たくないという格段の理由がある訳でもな....
決闘場」より 著者:岡本かの子
ールの嘗て住んだ家、丘の上の城ホテル、詩人バイロン卿や名宰相ピットの家、初期の英国議会を爆破しようとしたガイホークが展望台と定めたパーリアメント・ヒルなどと共に....
明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
月十一日の紀元節をもって発布され、立憲政体もいよいよここに確立され、その翌年、帝国議会も開催され、多年にわたる国民的要求もよほど充たされることになったのであるけ....
御堀端三題」より 著者:岡本綺堂
、年ごとに繁ってゆく青い蔭をながめて、昔年の凉味を忍ぶに過ぎなかったが、我国に帝国議会というものが初めて開かれても、ここの柳は伐られなかった。日清戦争が始まって....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
昭和九年初頭の第六十五回帝国議会において、頭山満氏ほか数氏の名を以て、国号制定に関する請願なるものが提出せ....
尊攘戦略史」より 著者:服部之総
という指令を発しているのだ。尾佐竹氏の『幕末外交物語』によると生麦事件に関して英国議会では開戦は算盤《そろばん》に合わないといった趣旨の演説がなされている。そし....
教育の最大目的」より 著者:新渡戸稲造
ら論評を加うるものではないが、その活用に関しては、不満なる能わざるものである。帝国議会は徳育の効果を云為《うんい》して、文部当局を攻撃するが常なるも、これ甚だ無....
「特殊部落研究号」発行の辞」より 著者:喜田貞吉
せらるるもの多々これ有り、近く同情融和会の開催築地本願寺に於いて行われ、遂には帝国議会の建議とも相成り候う事、まことに事宜を得たる施策と、御同慶の至りに存じ候う....