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国連
「国連〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国連の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
通過する仏国軍艦や伊国軍艦の砲撃となり、その結果長州では十八隻から成る英米仏蘭四
国連合艦隊の来襲を受くるに至った。長州の諸砲台は多く破壊せられ、長藩はことごとく....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
小田原から神奈川の宿まで動いた時の東海道軍の前には、横浜居留民を保護するために各
国連合で組織した警備兵があらわれたとある。外人はいろいろな難題を申し出た。これま....
「討論に即しての感想」より 著者:宮本百合子
力に対する抵抗の過程でおびやかされました。しかも日本・イタリー・ドイツのように三
国連盟して、東洋と西洋の平和を攪乱したファシズム権力に引まわされた国々の人民生活....
「世界は求めている、平和を!」より 著者:宮本百合子
争行為が行われている。けれども、世界の声は、何を叫んでいるだろうか、平和である。
国連は、いろいろの矛盾に苦しみながら世界平和と戦争回避のために努力しようとしてい....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
在郷軍人分会長は、機関説排撃の決議文を、首相と軍部両大臣とに提出し、更に又之を全
国連合会長あてに発送した。 熊本の郷軍同志会は、東京に於ける全国在郷軍人大会を....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
れるはずだった一巻で、その主題は革命であった。 それはソヴィエット社会主義共和
国連邦における現在の勝利ある革命ではない。あの当時(一九〇〇年より一九一四年の間....
「悲しい新風」より 著者:坂口安吾
なかった新手法だろうと思うが、どんなものであろうか。 国家と国家がゴタゴタして
国連提訴ということをやる。昔の弱小国は近所の強国に泣きつく以外に手がなかったが、....
「岩魚」より 著者:佐藤垢石
の方を望み、榛名山と小野子山との峡に、遙かに綿々として聳える上越国境の国越えの三
国連山の初雪に手を翳し、なにか口に低く唱えている姿を、幾人も村人が見て知っていた....
「わが童心」より 著者:佐藤垢石
ぎに出て行った。米搗く人もあったろう、湯屋の三助を志す人もあったであろう。 三
国連山から西に続いて、渋峠の山と草津の白根火山が聳えているのであるけれど、白根山....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ようないろいろな風聞があって、どれがどうともとりとめはつかんけれど確かにシナと各
国連合との戦争はあったという位の事は確かめられたです。
ちょうど私が泊って居る....
「アメリカの牛豚」より 著者:北大路魯山人
あるか、と感心しました。この魚の大きさは一尺五寸から二尺ぐらい。 魚といえば、
国連大使沢田廉三さんの公邸でご馳走になったシーバスの刺身は、ちょいと日本にも例の....
「尊攘戦略史」より 著者:服部之総
洛と蛤門《はまぐりもん》の敗戦、ただちに征長詔勅、そして征長軍が進発しないうち四
国連合艦隊に攻められて大敗、ついで十一月の征長にたいする謝罪による講和、同時に長....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
示さず、その買弁的性格をますます露骨に現わしておるのであります。特に、日本独立後
国連軍を無協定のまま日本に駐屯せしめておるその外交の不手際を、断固糾弾しなければ....
「恐怖の幻兵団員」より 著者:大倉燁子
月日をしたため、次ぎにこんなことを書かせられました。 『私ハソビエト社会主義共和
国連邦ノタメニ命ゼラレタコトハ何事デアッテモ行ウコトヲ誓イマス。コノコトハ絶対ニ....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
としてよい地区なのである。 光緒二十六年、つまり明治三十三年の七月二十一日は各
国連合軍が北京入城の日であった。日本軍は朝陽門より守備兵の抵抗を排除して先ず入城....