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国際語
「国際語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国際語の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「カール・マルクスとその夫人」より 著者:宮本百合子
馭者台になった。小さなジャンはこの三人の偉大な社会主義者の上に跨って彼の可笑しい
国際語で叫んだ。「ゴー・オン! プリュ・ヴィット! ハラ!」(進め! もっと早く....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
に省察を加えることを、哲学の自己省察のよすがとした第三の場合は、哲学的普遍文字(
国際語)論であり、そこから系統を引く近代論理学(modern logic)である....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
うと努力した。 船から船へ、発火、無線、旗などによって意思を通ずる浪漫的な海上
国際語である。 U――君は危険に遭遇している。 V――助力を求む。近くにいて....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
へはいって、あのそれ手真似、あいつを覚えときゃよかった。あれなら、どこい行っても
国際語だから、なあんて友達のやつひでえことを言いますよ。あははははは。」ところが....
「沈黙の水平線」より 著者:牧逸馬
「感謝。貴船に対し同様に祈る」 海の通行人は礼儀深い。舷々並んだ時、この交驩の
国際語を残して、ワラタ号は大きいだけに速力も早いのである。忽ちのうちにクラン・マ....
「Moods cashey」より 著者:服部之総
くられていった外人セツルメントで、土地のシナ人や日本人とのあいだで用いられる実用
国際語も、英語を基調としたことは当然である。 これにたいしてピヂン・ジャパニー....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
如何にも高い空にあるということが少しく注意すればわかるのである。この巻雲のことを
国際語では Cirrus(略称 Ci)といい、俗にはすじ雲と呼ぶ。雲の分類中第一....