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国音
「国音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国音の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
来る向も尠くなった。要するに信心気は減ったが、趣味はなお存しておるのだ。 鷽は
国音嘘に通ず、故に昔は去年の鷽を返して今年の鷽を新たに受けて来たものだが、今は前....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、金の卵の代りにキンダマ譚《ばなし》からやり始める。 けだし金の卵とキンダマ、
国音相近きを以てなるのみならず、梵語でもアンダなる一語は卵をも睾丸をも意味するか....
「ハイカラ考」より 著者:木村荘八
のいずれも看過できないこと、申すまでもなく、福沢諭吉先生は、明治早々にしてすでに
国音の「ウ」へいきなり濁点を打って、「ヴ」とよませる、文字通り弘法大師以来の新字....
「「プラーゲ旋風」の話」より 著者:山下博章
。そして合理合法な対策を講ぜねばなるまい。日本人の魂を置き忘れたような連中が、外
国音楽の糟粕を嘗めているのさえ、少なからず疳に触っているのに、犯罪を犯してまで糟....
「獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
のがあって、しかもそれが広く行われていたところへ、後に支那から渡来した獅子舞が、
国音の相通から附会したものである。その証拠には、我国の各地において、古風を伝えて....