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国領
「国領〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国領の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「特許多腕人間方式」より 著者:海野十三
『本願ノ要旨ハ、義手ヲ人体ニ添架スルニ在ルモノト認ム。然ルニ本願出願以前、帝
国領土内ニ於テ、義手或ハ義足ガ公然製造使用セラレタルコトハ、例エバ明治三十九年東....
「無惨」より 著者:黒岩涙香
ず又同じ支那人が決して二人まで有うとは思われぬ併し果して陳施寧として見れば先ず清
国領事に掛合も附けねばならず兎に角日本人が支那人に殺された事で有るゆえ実に容易な....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
は見のがせない機会だった。 だんだん様子がわかって来た。神奈川在留の西洋人は諸
国領事から書記まで入れて、およそ四十人は来ていることがわかった。紹介してもらおう....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
心より出づる事に候につき、右御心得をもっておきき取り下さるべく候。」 最初の米
国領事ハリスの口上書をここにすこし引き合いに出したい。極東に市場を開かせに来たア....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
ほど宗門のことを皆願っているというふうではないかもしれない。それはすでに最初の米
国領事ハリスがこの国のものに教えたことである。あのハリスが言うように、今のアメリ....
「安重根」より 著者:谷譲次
。日本人側は居留民会役員、満鉄代理店日満商会員、各団体代表者、一般出迎人。及び各
国領事団。 日本人が大部分である。将校マント、フロック、モウニング、シルクハット....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
場に居たたまらないという風に、椅子から立ち上った。 「こう易々と、敵軍のため、自
国領土内へ侵入されるなんて、予想もしなかったことだ。わがスパイ局の連中は、一体な....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
置が判るんだと知って、思わず唾をゴクリとのみこんだのです。 「――本艦は現在、米
国領ハワイの東方約二千キロの位置にある」 乗組員は、思わず口の中で、「あッ」と....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
にが誤解だ。なにが師弟関係だ。世界大戦のとき英国海軍に力をあわせ、印度その他の英
国領土を守ったり、運送船を保護したりして、恩こそ与えてあるが、こっちが恩になった....
「空襲警報」より 著者:海野十三
午後八時、全国に防空令がくだされました。その目的は、S国の強力なる空軍が、わが帝
国領土内に侵入を開始したのに対し、適宜の防衛を行うためであります。皇軍の各部隊は....
「鴉片を喫む美少年」より 著者:国枝史郎
を輸入し――しかも堂々たる密輸入をしたのを、硬骨蛮勇の両広総督、林則徐が怒って英
国領事、エリオットをはじめとして英国人の多数を、打尽して獄に投じたことなのだから....
「沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
山と川! 底なしの沼や鰐の住む小川! それを越えて奥へ奥へ既に一月も進み進んで英
国領もいつか越え、和蘭領へはいり込んだ。こうして尚も追撃を続け、目差す奥地も間近....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
と英語の対照字典を始めて拵えた人でありますが、この人はチベットの西北の境に在る英
国領のラタークという所に十年余も住んで居りました。そこでラタークのラマについてチ....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
ことを願うものには、悉く知らしめよ。
この一枚の紙幣は千クロオネンに通用す。
帝
国領内に埋もれたる無量の宝を
これが担保となす。その宝は
直ちに発掘して、兌換の....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
、一八九七年トリエステにおける著者の死によって中絶した。著者はトリエステ駐在の米
国領事であった。セイヤーの仕事は一八一六年のところまで進んで停止した。ダイタース....