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「園城寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

園城寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
学生と先哲」より 著者:倉田百三
仏義」を書いた。 その年転じて叡山に遊び、ここを中心として南都、高野、天王寺、園城寺等京畿諸山諸寺を巡って、各宗の奥義を研学すること十余年、つぶさに思索と体験....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
、坂本来迎寺所蔵のもの略これと同じく、また貝葉でなく紙本梵文にも逸品がある。三井園城寺大日経真言梵本一冊、河内金剛寺普賢行願讃一冊、高野山無量寿院大涅槃経一軸が....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
ナの天台山にまで、多くの砂金を送ってしばしば千僧の供養をなしたほどであった。その園城寺に施した分は一時に砂金千両とあるから、もって他をも察することが出来よう。し....
法然行伝」より 著者:中里介山
は良宴法印、行智律師、仙雲律師、覚兼阿闍梨、重円大徳という顔触れ、三井《みい》の園城寺《おんじょうじ》からは道顕僧都、真賢阿闍梨、玄修阿闍梨、円隆阿闍梨、円玄阿....
私本太平記」より 著者:吉川英治
意向ですすめられ、みかどのご裁可をみるや、ただちに大規模な作戦活動に移っていた。園城寺、すなわち三井寺の炎上を見たのはこの日のことである。この正月十六日合戦は、....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ている姿にみえる。 しかも麾下には、万余の新軍勢を加え、山門の衆徒三千、さらに園城寺の大衆までをかぞえてみると、義貞すらが、 「まだ、かくも、余力はあったのか....