»
土佐
「土佐〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
土佐の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「忠義」より 著者:芥川竜之介
して、当時のほめ物になったそうである。
それから七日目の二十二日に、大目付石河
土佐守が、上使《じょうし》に立った。上使の趣は、「其方儀乱心したとは申しながら、....
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
手紙を書くのを側《そば》で見ていますと、非常な手紙です。筆を横に取って、仮名で、
土佐言葉で書く。今あとで坂本さんが出て
土佐言葉の標本を諸君に示すかも知れませぬ(....
「河口湖」より 著者:伊藤左千夫
びらをとかして彩色したように顔が美しい。わりあいに顔のはば広く、目の細いところ、
土佐絵などによく見る古代女房の顔をほんものに見る心持ちがした。富士のふもと野の霜....
「恐しき通夜」より 著者:海野十三
よいよ峠が見えて来た四日目。場所は、退却を余儀なくされている青軍の最前線にあたる
土佐湾の南方五十|浬の洋上だった。 儂は、この青軍の航空母艦『黄鷲』に乗ってい....
「春昼」より 著者:泉鏡花
波の紺青も、金色の竜も色さみしく、昼の月、茅を漏りて、唐戸に蝶の影さす光景、古き
土佐絵の画面に似て、しかも名工の筆意に合い、眩ゆからぬが奥床しゅう、そぞろに尊く....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
可能とされていた、北氷洋とインド洋をつなぐ、大運河工事もできるようになり、また、
土佐沖海底都のような大土木工事が成功し、それから地球外の宇宙旅行さえどんどんやれ....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
の姿で、若師匠の御意を得よう。」 と言の中に、膝で解く、その風呂敷の中を見よ。
土佐の名手が画いたような、紅い調は立田川、月の裏皮、表皮。玉の砧を、打つや、うつ....
「開扉一妖帖」より 著者:泉鏡花
う里に住みながら、住めば住むなる世の中に、よしあしびきの大和路や、壺坂の片ほとり
土佐町に、沢市という座頭あり。…… 妻のお里はすこやかに、夫の手助け賃仕事…… ....
「伊勢之巻」より 著者:泉鏡花
済むまいけれど、伊勢というだけに、何しろ、電信柱に附着けた、ペンキ塗の広告まで、
土佐絵を見るような心持のする国だから、赤い唐縮緬を着た姐さんでも、京人形ぐらいに....
「寺内の奇人団」より 著者:淡島寒月
でもなければ滅多にこの夜景と早替りの工夫をして見せませんでした。このレンズは初め
土佐の山内侯が外国から取寄せられたもので、それが渡り渡って典物となり、遂に父の手....
「作画について」より 著者:上村松園
、研究の推移をふり返ってみますと、大体において南宗、北宗から円山四条派におよび、
土佐や浮世絵などをもくぐって来、それに附加して博物館とか神社仏閣の宝物什器、市井....
「昔のことなど」より 著者:上村松園
かねばいけなかった時代でしたが、栖鳳先生や芳文・香※というような人達は、狩野流や
土佐や雪舟や又は伴大納言・北野縁起・鳥羽僧正といったような絵巻など、盛んに古画研....
「瓜の涙」より 著者:泉鏡花
いている。……真向うは、この辺一帯に赤土山の兀げた中に、ひとり薄萌黄に包まれた、
土佐絵に似た峰である。 と、この一廓の、徽章とも言つべく、峰の簪にも似て、あた....
「ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
易くは出来ないんです。 おなじく、地方を渡り歩行くうちに、――去年の秋だ。四国
土佐の高知の町でね……ああ、遠い……遥々として思われるなあ。」 海に向って、胸....
「淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
画名よりは奇人で聞えていた。一風変った画を描くのは誰にも知られていたが、極彩色の
土佐画や花やかな四条派やあるいは溌墨淋漓たる南宗画でなければ気に入らなかった当時....