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土俵入り
「土俵入り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
土俵入りの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
にちょんまげがあるんですから、同じまげでも国技館の三階から幕内|相撲《ずもう》の
土俵入りを見おろすのとは少しばかりわけが違いますが、だから、なかにはまたおのぼり....
「殺人鬼」より 著者:浜尾四郎
り、さつぱり角力を見たことのない彼は、つまらなそうに土俵を見ていたけれど、幕内の
土俵入りの時早くも彼は天竜を見て、
「ありやいい角力だね。何ていうんだい」
と....
「映画雑感(Ⅲ)」より 著者:寺田寅彦
ホーテを描いた漫画映画の出現を希望したいと思うものである。 八 一本刀
土俵入り 日本の時代ものの映画でおもしろいと思うものにはめったに出会わない。た....
「飛騨の顔」より 著者:坂口安吾
上ッたようなノンキな仁王様なのである。 一方は出来そこないの横綱が威張り返って
土俵入りをしているような仁王様だ。ダブダブした腹の肉がたるんでダラシがないこと夥....
「俗臭」より 著者:織田作之助
門は伝三郎が近頃七百円もする土佐犬を飼い、おまけに闘犬に勝ったといっては犬の鎖や
土俵入りの横綱に大枚の金を使ってるときいて業を煮やし、内容証明書を伝三郎に送った....